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執行猶予って信じられへん…

こんな卑劣な犯罪を犯した者が執行猶予…って、アンタ、信じられる?

比で少女にみだらな行為 元校長に猶予付き判決(NHK:12月25日)

 フィリピンのホテルで現地の少女にみだらな行為をして撮影し、画像を保存していた罪などに問われた横浜市の中学校の元校長に対し、横浜地方裁判所は「犯行はフィリピンの子どもたちの経済的な苦境に乗じたもので卑劣だ」として、執行猶予の付いた懲役2年の判決を言い渡しました。

 横浜市の市立中学校の元校長、高島雄平被告(65)は、おととし12月から去年1月にかけて、フィリピンのマニラ市内のホテルの部屋で、推定年齢が12歳から14歳の現地の少女3人に現金を渡してみだらな行為をしたうえ、撮影した画像を保存していたとして、改正前の児童ポルノ禁止法違反の罪などに問われました。

 これまでの裁判で、検察側は、被告が昭和63年から買春を始め、毎年フィリピンに渡航して繰り返していたなどとして懲役2年を求刑していたのに対し、弁護側は「反省し深く後悔している」として執行猶予の付いた判決を求めていました。
 
 25日の判決で、横浜地方裁判所の大森直子裁判官は「犯行はフィリピンの子どもたちの経済的な苦境に乗じたもので卑劣だ。みずからの性的欲求を満たすため常習的にみだらな行為を繰り返し強い非難を免れないが、二度としないと誓っている」などとして、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

推定年齢12歳から14歳の女児にみだらな行為をした…それも、

相手の「経済的苦境に乗じて」…という「卑劣」な犯罪を犯した者に、執行猶予ですか、裁判官さん…

(いや、これは執行猶予をつけた裁判官だけの話ではなく、
たった「懲役2年」しか求刑してなかった検察もおんなじやで)


このNHKの記事は、この元校長が犯した犯罪の全容がなぜか書かれてないので、

それを伝えてる別の記事を紹介しますと…

児童ポルノの元校長に有罪=比で少女買春「卑劣で悪質」―横浜地裁時事通信 12月25日)

 フィリピンで買春した少女の裸を撮影したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反罪などに問われた横浜市立中学の元校長高島雄平被告(65)の判決が25日、横浜地裁であり、大森直子裁判官は「児童らの経済的苦境に乗じて卑劣で悪質。児童への悪影響を一切顧みない身勝手な態度は強い非難を免れない」として懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。
 
 大森裁判官は「日本でもフィリピンでも子供は守られるべき存在。教師だから分かっていたはずだ」と厳しく批判。「フィリピンの日本人や、教師に対する信頼を損ねたことを忘れないでほしい」と付け加えた。
 判決によると、高島被告は2013年12月21日ごろと14年1月1日ごろ、同国のホテルで、12〜14歳ぐらいの少女3人とのみだらな行為をデジタルカメラで撮影し、保存した。
 神奈川県警の捜査によると、高島被告は二十数年にわたり、同国で少女ら延べ1万2000人以上を買春したとされる。 

ぼくね、そもそも被告が「二十数年にわたり、同国で少女ら延べ1万2000人以上を買春した」のに

なんで「そのうちの3人に対する行為だけ」で起訴されてるのか、そこから理解できませんねん

(→ここも、検察の姿勢がなってないやろ)


それに、やっぱりこの被告に執行猶予をつけた裁判官の言い分もよくわからなくて

「卑劣で悪質」「強い非難を免れない」…と言いながら、

自ら執行猶予をつけて「強い非難」をしてない…というのは、一体どないなってるんですか

(「犯罪が発覚して起訴された者」が、「裁判上で二度としないと誓う」のは
 特に評価すべきほどのことではないよね…?)


さらに、「日本でもフィリピンでも子供は守られるべき存在。教師だから分かっていたはずだ」…と

この裁判官は言うんだけど、ここで「日本でもフィリピンでも」という枕言葉は不要であるし

(→そやかて、そんなん「当たり前」の話やんか)

そんな「当たり前の話」を「教師だからわかっていたはずだ」と言うのは、なんかズレてんねん

(→そやかて、そんなこと、教師でなくてもわかるやんか)


で、そのズレは

「フィリピンの日本人や、教師に対する信頼を損ねたことを忘れないでほしい」という言葉で

さらに大きくなるんやけど、この事件の一番の被害者は言うまでもなく、

この被告の歪んだ欲望の犠牲となった「フィリピンの少女たち」であるのに

その点への言及はなんだか「一般論」で素通りしつつ

「日本人や(日本の教師)に対する信頼を損ねた」と付け足すのは

どこまでも、「被害者は我々…」という、あり得ない心情が表れてんじゃないのかね?

(ぼくから言わしてもろたら、こんな「付け足し」は要らんで)


かくして、日本の司法で性犯罪がとっても軽く考えられるという恥ずかしい伝統?は未だ健在であり

それは外国の少女が犠牲者であることからさらに増幅され、

「少女ら延べ1万2000人以上」にみだらな行為をした男に執行猶予をつける…という驚くべき判決が、

2015年の日本で(それも女性裁判官の名で)下される…という

なんとも言いようがない話なのでありました